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ドイツモミから何ができる? 愛媛木青協~企業訪問~

2010.10.21|カテゴリ:CREW 日 記

先日、愛媛県大洲市(長浜町)にある、稲田木工(株)を訪れ工場の見学をしてきました。
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稲田さんは、『愛媛木材青年協議会』にてご一緒する、木を愛するメンバーの一人で、かまぼこ板を主体に塔婆板、左官定木、柾目板などを製造しております。

この日の生産ラインにはありませんでしたが、サンリオのキティちゃん焼印入りのかまぼこ板も製造するなど、かまぼこ板の生産量は全国シェアNo.1を誇るそうです。

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実際に『かまぼこ板ができるまで』の流れを見るのはもちろん初めて。
興味津々で工場内を見学しましたが、なんと原木の皮むきからスタート。


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材料となる原木はドイツからモミの木を輸入。
目込みしており、木肌も白く、やわらかいため、かまぼこ板に向いているとの事。
以前はカナダモミを使用していたそうですが、木肌の色の違いやカスリ(黒褐色のスジや斑点など)が多いため、最近からドイツモミに切り替えたそうです。

皮むきされた原木は・・・
粗挽き製材され→乾燥機へ→再度製材され、かまぼこ板サイズにカット→選別・検品→梱包
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かまぼこ板一枚できるまでに、ここまで大掛かりな工程があるとは正直驚きでした。

それ以上に驚いたのは、品質管理の厳しさ。
かまぼこメーカーからの注文や要望は細かく、節はもちろん、ちょっとしたカスリもアウト。
もちろん味には影響はありませんが、見た目へのこだわりのようです。
IMGP6822.jpg 
右下の節が駄目のようです。
IMGP6823.jpg
こちらはすべて規定外品です。上の方にカスリ(黒い線)が入っていますね・・・。

残念な事に、歩留まり(原木から製品が取れる割合)は60%程度で、残りの40%はチップにして製紙工場行きか、破材として処理されてしまうそうです・・・もったいないですね。


ドイツからモミの木を切り出し、原木のまま海を渡って愛媛に到着。
数々の工程を経て、厳しいチェックをクリアして、やっとかまぼこ板が完成!
かまぼこ板一枚にも背景やストーリー(物語)がある事を知ると、味も変わってくるかもしれませんね?!

フィンランドからパイン材を切り出し、ログ材に加工され、海を越えてはるばる私たちの元へとやってくるログハウスも同じ。
ストーリーと背景は、その物の魅力を高め、愛着をもたらせてくれますね。

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