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ログハウスは夏涼しく、冬暖かい。その理由とは?

2016.07.18|カテゴリ:CREW 日 記

ログハウスは夏涼しく、冬は暖かい。
その理由を木材の持つ特性から紐解いてみたいと思います。

高気密・高断熱という言葉、住宅を検討する際にはよく耳にされるかと思います。

一般的に断熱材の厚みや性能が高い住宅が高断熱住宅と思われがちです。
その理由は断熱材の『熱伝導率』の低さが理由です。

『熱伝導率』とは"熱の伝えやすさ"を表します。
*数値が低いほど、熱を通しにくい。

熱伝導率2 
圧倒的にグラスウールが熱伝道率は低く、木材よりも熱を通しにくい素材と言えます。
グラスウールをふんだんに使用した家が最も快適で過ごしやすいかというと、実はそうではありません。

本当に快適に過ごしやすい、夏涼しく、冬暖かい住まいとは、外気温に左右されにくく、
外皮(外気に触れる部分)が、夏場は温まりにくく、冬場は冷えにくい住宅のことです。


その一つとして、"熱をどれだけ蓄えられるか"を表す『熱容量』が関係しております。
*数値が大きい程、熱を蓄える能力が大きい。

熱容量2 
コンクリートが熱容量が大きく、グラスウールは全く熱を蓄えないと言えます。
熱容量が大きい程、一度暖まると冷めにくく、小さいほど熱しやすく冷めやすい特性を持ちます。
また、逆に「冷たいものを蓄える」能力もあります。一度冷やすと長時間冷たい状態を保ちます。

熱容量の違いはコンクリートと木材を素手で触れると良く分かります。
熱容量の大きいコンクリートは、人の体温がコンクリートの伝わっていき、コンクリートの温度が体温と同じ温度になるまで、それは続きます。
なかなか体温と同じ温度にならないため、手の表面から熱を奪い続けます。
そのため、冷たく感じます。

木材はコンクリートと比べ熱容量が1/3と小さいため、手の体温と木材の表面温度がすぐに同じになるため、暖かく感じます。


コンクリート 熱を伝えやすい  × 熱を蓄える能力は非常に高い
土壁     熱を比較的伝えやすい × 熱を蓄える能力が高い 
木材     熱を伝えにくい  × 熱を蓄える能力はある
グラスウール   非常に熱を伝えにくい  × 熱を蓄える能力はない


この『熱伝導率』と『熱容量』の関係、バランスが非常に重要です。
その二つの関係を表すのが、『熱拡散率(温度伝導率)』です。

『熱拡散率』は熱の温度変化の速度時間を表します。
*小さいほど温度が変化しにくい(素材が温まりにくく、冷えにくい)

熱拡散率2 
熱拡散率が非常に小さい木材は、温度が変化しにくい素材であることがわかりますね!
ログハウスは内壁から外壁まですべてが木材。
もっとも外壁に適した素材に囲まれた家なのです。
しかも当社の標準ログ壁厚は135mm!その効果は更に高まります。

夏場は外気の熱を室内に伝えにくく、冬場は室内の熱を外に逃がしにくい。
保温性能に優れ、省エネルギー効果の高い住宅を実現できます。

ログハウスが、夏涼しく、冬暖かい理由は『熱拡散率』が低いからなのです。
昔の家が土壁であった理由もこのグラフを見ると納得できますね!

もちろん、木材の調湿作用や表面温度、軒の出による日射、
そして外皮の中で最も熱の逃げる割合の多い、窓とドアの断熱性能が快適性には大きく影響します。


日本では、木材はグラスウールに比べ熱伝導率が高いため、熱橋(ねっきょう)と呼ばれ、熱を伝えやすい素材と考えられています。
本来の快適性を影響する熱容量や熱拡散率について全く考慮されていないのです。

2020年から義務化の始まる改正省エネルギー基準で断熱性能や低炭素住宅。
住宅の性能を数値で表されますが、グラスウールをふんだんに使用した住宅は、比較的容易に断熱性能数値をクリアすることが可能です。
しかし、上記の理由から木材ばかりのログハウスは、実は計算上不利なのです。

ログハウスで低炭素住宅の認定を受けることは、断熱材を多様する住宅よりも条件は厳しく、
同じ断熱性能結果であれば、本来の断熱性能はログハウスの方が高いのです。

これから夏本番!
モデルハウスでは、現在2階の15帖用エアコン1台だけで約40帖の館内を冷しております。
果たしてどのくらい涼しいか?
当社のログハウスの快適性能をぜひ体感しにお越しください!




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